医療従事者に「マインドフルネス」を届けるプロジェクトが行われました!
お知らせ

医療従事者に「マインドフルネス」を届けるプロジェクトが行われました!

2020627日(土)、臨床工学技士100人カイギとNPOまもるをまもるが運営となり、医療従事者に「マインドフルネス」を届けるプロジェクトが行われました。

新型コロナウイルスの影響によって、医療現場で様々な対応に追われストレスを抱えている医療従事者や、そんな医療従事者をサポートしたい人々へ「マインドフルネス」を届けることを目的としたプロジェクトになります。

主催者の想い

主催者のうちの一人である小山 和彦さん(近畿大学奈良病院 臨床工学技士)は、このコロナ禍の影響もあり、「医療従事者の心のケアをするという文化を、なんとか社会に実装したい」という想いをお持ちでした。

そこで今回、医療心理学において、ポジティブ心理学と共に有効とされる「マインドフルネス」を体験できる場をご提案いただきました。

講師は松元絢(アヤパン)さん

今回は講師としてマインドフルネストレーナーの松元 絢 さん(以下、アヤパンさん)をお招きしました。


アヤパンさんは、外資系のIT会社で働いていた時にマインドフルネスと出会い、現在はマインドフルネスを広めるための活動をフリーランスで行っているそうです。

講師は松元絢(アヤパン)さん

マインドフルネスを受けるためのマインドセット

はじめに、アヤパンさんからグランドルールとして『「初心」で受けてください。』と案内がありました。

「はじめて何かをするように、楽しむ。」

この「初心」こそが、マインドフルネスなのです。

トレーニングが進むにつれ、この言葉の意味を実感するようになります。

マインドフルネスを受けるためのマインドセット

マインドフルネスだとなぜ良いの?

実践前に、マインドフルネスの基礎知識について教えていただきました。

アヤパンさん

「マインドフルネスとは、正しく『いま』に心を合わせる『正念」のことです」

「いま」に心を合わせることで得られる心の安定は、パフォーマンスの向上やストレスの軽減などに繋がります。

常日頃から正念するためのトレーニングこそが、「マインドフルネス」なのです。(下:アヤパンさんのスライドより)

マインドフルネスだとなぜ良いの?

実践「鼻呼吸瞑想」

早速、基本の鼻呼吸瞑想を実践しました。

3分間、参加者はそれぞれ瞑想を始めますが、途中必ず「雑念」が浮かんできます。


しかし、まず大事なのは、その雑念に「気づく」ということ。

なにか一つに意識を集中する→雑念→気づく→戻す→集中→雑念→気づく・・・・・・

この作業を丁寧に行います。

アヤパンさん
「たとえ「雑念」に気づいたとしても、それを責めず、実は日常生活が雑念だらけ、だということに今気づけたということで、一歩リードしています。」

確かに、日頃どれだけ「雑念」にまみれているか、意識をしない限り永遠に気づかなかったと思います。

実践「鼻呼吸瞑想」

マインドフルネスに近づくトレーニング

瞑想を体験した後、いくつかトレーニングを一緒に行いました。

そのひとつが、「水を飲むトレーニング」です。

ただ飲むのではなく、「五感」をフルに活用しながら行います。

コップを揺らして水の動きを見つめたり、一口だけ啜り、その水が喉を通るのを感じたり―…。

これを実践してみると、不思議と水以外のことを考える余裕がなくなります。

つまり、人は、「五感」を活用するとマインドフルネスになりやすく、日常生活でも五感を意識することで、マインドフルネスになる時間を増やすことが可能となるのです。

その他にも、

・マインドフルネスリスニング →相手の話しを1~2分集中して聴き通し、振り返りをする

・マインドフルネスストレッチ →ゆっくりの動きでストレッチをしながら、体の細かい変化に

                意識を向ける

・書く瞑想(ジャーナリング) →今の気持ちを思いつくままにひたすら書き出す

参加者はマインドフルネスの重要性を体で実感することができました。

どんな感じかは、以下のグラレコをぜひご覧になってください。

マインドフルネスに近づくトレーニング

 

これらをぜひ日常の生活に取り入れてほしい

アヤパンさんは、終始和やかに、時に笑いも入れつつ、参加者と対話しながらマインドフルネスを進めていました。参加者の方々も、リラックスながら楽しんで取り組んでいました。

今後、新型コロナウイルスの第2波が広がりつつあるなかで、ますます医療従事者の心のケアが重要となってきます。これまでマインドフルネスに関心がなかった方も、ぜひこれを機会にして体験、そして実践していただきたいと思います。

間違いなく、自分の中に「新しい変化」を、もたらしてくれます。

これらをぜひ日常の生活に取り入れてほしい

↓イベント終了後の質疑応答時の写真 (全体イベントには28名ご参加いただきました!)

Profile
文章・イラスト:大道レイチェル(だいどう れいちぇる)
滋賀県出身。立命館大学文学部卒業後、専門学校でデザインとイラストを学ぶ。現在、滋賀県の印刷会社でグラフィックデザイナーとして入職し、個人でもイラストレーター・漫画家として活動中。また、NPOまもるをまもるの理事として、イラストや広報物の作成、グラフィックレコーディングを行なっている。趣味は英語の勉強とスターウォーズと、さんぽ。

【漫画】リアルな医療現場と、そこにあるバイアスモンスターと戦う作品『ソヴァージュ・モンスター』(原作:大浦イッセイ)の作画を担当しました。以下で読めます!

●第1話 Amazon Kindle (無料)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07FK1YXG9/ref=cm_sw_r_li_awdb_c_7rYtBbQBMB503

●第2話 (リンク先で直に読めます)

https://share.clip-studio.com/ja-jp/contents/view…