まもるをまもる流のフェイスシールド評価&オンライン公開サロンを終えて 1
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まもるをまもる流のフェイスシールド評価&オンライン公開サロンを終えて 1

2020年7月19日(日)、私たち【まもるをまもる】は、「まもるをまもる流のフェイスシールド評価 & オンライン公開サロン」を開催しました。
このイベントを通じ、何を考え、何を伝いたいと思うのか、【まもるをまもる】代表理事 大浦イッセイ氏からのメッセージです。





まもるをまもる流フェイスシールドユーザビリティ評価を行ってみて

新型コロナウィルスは眼の粘膜からも感染すると言われ、医療現場ではフェイスシールドの着用がほぼ義務化されました。

ところが、医療現場にはすべての医療従事者がフェイスシールドを装着する習慣がなかったためにフェイスシールドが不足…
「フェイスシールドが不足して、医療従事者の感染予防ができない状況!」という医療施設からの悲鳴を聞きつけた世界の様々なものづくり企業が、急遽フェイスシールドを作って医療現場に届けるという世界同時共助が起きて、私も感銘を受けました。

一方で、私自身はインダストリアルデザイナーとして以前からアイシールドをデザインし、アイシールドおよびフェイスシールドに関するものづくりの情報や、その課題や問題を理解していましたので、各企業が思い思いにフェイスシールドを作ってるけど、ちゃんと使えるものになってるんかいな?という心配がありました。

そんなこともあって、今回の評価イベントは早く行いたいと思っていましたし、私たちNPOにしかできないイベントだと思っていましたので、急遽このイベントを開催しました。

通常、プロダクトの評価を行う際、緊急時と平時で分けて評価するという設定があり、今回は緊急時で、感染から身を守れるかどうかに評価のウエイトを置いています。

ただ、実際には命をまもる医療現場で使われるものであり、急いで作ったからこんなもんですわ。というわけにはいきませんので、evaGraphyに医療者が入れた賛からもキーワードを切り取って評価項目に入れて評価を行いました。

命をまもる現場では、緊急時のものづくりやったからこんなもんですわ。というわけにはいかないため、せっかく作って医療現場に届けたものが使えないことになっている事実も少なくなく、感染対策のスタンダードとなるプロダクトとしてはまだまだ未完成なものばかりというのが私の印象でした。

現在は、ものづくりの大企業が、私たちが今回行った以上のユーザビリティテストを社内で何度も行なって、感染対策の新たなスタンダードとなるフェイスシールドをデザインしていると想像していますが、そこまでできない企業には、私たちの今回のユーザビリティ評価情報を活用していただいて、感染対策のスタンダードになるものづくりに役立てていただければと思っています。

今後、COVID-19によって世界は大きくシフトしてゆくことは間違いありません。その中でも大きな兆候として、ポスト・コロナは、キャピタリズムからタレンティズム(才能主義)の時代になると言われています。

私たちNPOまもるをまもるは、まさにメディカルな視座を持ったタレンティズムの集団です。

今回は、このことが実績として証明された、もう一つの意味を持ったイベントでもありました。