まもるをまもるの「evaGraphy」が木幡計器製作所の「後付医療用ガス残時間通知デバイス」開発を支援
ワークショップ

まもるをまもるの「evaGraphy」が木幡計器製作所の「後付医療用ガス残時間通知デバイス」開発を支援

木幡計器製作所様の「後付け医療用ガス残時間通知デバイス」の開発のために、まもるをまもるの「evaGraphy(エヴァグラフィー)」を使用し、ガスボンベの使用状況などに関する画像とコメントを医療従事者から収集しました。その結果を踏まえ、2月19日木幡計器製作所のプロトタイプ に対してワークショップを開催し、課題の再定義や安全設計安心とユーザービリティーの向上を促進するアイデア創出を通して開発を支援致しました。

evaGraphyを使用

最初にevaGraphyを使用し、複数の関係する医療従事者に呼びかけ、医療用ガスボンベの使用状況などに関する画像と課題やニーズのコメントを収集して、現状を把握しました。
もちろん使用中の画像は難しいため 主に保管・運搬中の画像投稿と、「どこまで使えば交換するのが良いか、見た目でわからない」「本当に酸素が流れているのか不安になることがある」「メーターが飛び出し過ぎて何かにぶつかったら壊れる」などのもしもの時を危惧するコメントが寄せられました。また、使用用途や現場はそれぞれ異なるので、他の人が投稿した画像に対して、驚きや関心のコメントも見受けられました。

プロトタイプ に対してのワークショップを開催

その後、木幡計器製作所のプロトタイプ に対して、クラウドのワークショップツールを使用してワークショップを実施し、木幡計器製作所の若手社員・医療従事者・コンサルタントなどが3つのグループに別れてディスカションしました。

人の視点・モノの視点・プロセスの視点・環境の視点・未来の視点など、“8つの視点”から気づきを共有し、課題の再定義や改善アイデアなどを創出して木幡計器製作所に提供しました。

例えば、人の視点では「すでにパーツが多くて、大事なところに目が行きにくそう」であったり、プロセスの視点では「酸素の止め忘れもわかると嬉しい」、未来の視点では「モニターレスでデータを飛ばしてARグラスで表示」など数多くのフィードバックが出ました。

これらを通して、あらためて気づいた困りごととしては、「ボンベの転倒や破損」「ボンベを交換するのに時間がかかる」に対して、得たいことは「安心感」であったり「計器を見なくてもよいようになりたい」といった究極の状態や「データとして教育につなげたい」などの意見があり、一言では表せない様々な事柄がからみながら、この医療用ガスボンベの使用が成り立っているのだと気づきました。

プロトタイプ に対してのワークショップを開催

今後について

今回、普段、医療用ガズボンベに関わる気になっていたことを画像や多様な専門の枠を超えた参加者の視点や意見を通して、一般の参加者も木幡計器製作所の若手社員の方々もそれぞれ多くの気づきがあったようです。木幡計器製作所は、これらのことを踏まえて現在、方向性並びに仕様・サービスデザインなどの開発をブラッシュアップして、さらなる開発に臨んでおられます。
まもるをまもるもこの開発のこれからが大変楽しみでありますし、また、その他、様々な企業などととの提携先を募集し、医療現場の課題解決を一緒に行っていきたいと考えております。
領域としは、医療機器などの新規事業開発から、医療・福祉関連における業務改善に関わることなど、幅広くご相談を受け付けております。
【お問い合わせ先】
 e-mail :  info@mamoru2.com
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https://newsrelea.se/wXgK3O

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